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計算機システム研究室

早川栄一教授

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ネットワーク、モノとエンジニアを結びつける
  • Q
    なぜ、研究を?
  • A
    コンピュータというとパソコンやスマートフォンを想像する人は多いと思いますが、身近に目を向けてみると、多くの機械がコンピュータで制御されていることが分かると思います。

早川 栄一_なぜ研究を?

エアコンや電子レンジ、炊飯器にもコンピュータが入っています。コンピュータはプログラムを作ることで、目的に応じた機能に入れ替えることが可能なので、このような機械の制御に便利なものです。これのコンピュータは組込みシステムと呼ばれて、多くの装置の中に入り込んでいます。
最近の組込みシステムはお互いにいろいろやりとりをすることができます。インターネットの普及によって、地球のどこにいても、装置を遠隔で制御することができます。地球の裏側から自宅のエアコンを入れることも可能です。組込みシステムはインターネットを介して相互につながることで、このようなことが可能になってきています。CPS、M2MやIoTという用語を聞いたことがあるかもしれません。これらの分野はすでに多くの研究が行われてきましたが、最近装置やネットワークが安価になったことで、より多くの人が利用可能になりつつあります。そこで、エンジニアのスキルの育成や、より簡単なプログラム作成が望まれつつあります。
  • Q
    どんな特徴があるの?
  • A
    たくさんの機器がネットワークで接続されて制御するシステムでは、プログラムの作成が難しくなります。
これらの負担を減らしていくことが私たちの研究室で研究開発しているものです。プログラム作成の負荷を減らすためのシステム作りや、全体を流れるデータの把握や監視を容易にするシステム作りを目標としています。また、より高機能、大容量のクラウドシステムと連携することにより、データの保存やデータから学習させる機構についても研究を行っています。また、このようなシステムを開発したい人たちのための学習教材についても併せて開発しています。

早川 栄一_どんな特徴があるの?

  • Q
    どんな成果があがった?
  • A
    Web作成に用いられるJavaScriptを制御に適用したシステムの開発を行っています。
各装置の制御やデータ監視は、Raspberry PiやIntel EdisonといったCPUボードと協調して動作するような機構を開発しました。これらの操作はWebから行うことで、インターネットに繋がっていれば、どこからでも監視や開発が可能となっています。

また、このような制御システムの学習のために、システム全体がどのように動作しているのかを見えるようにしました。

早川 栄一_どんな成果があがった?

  • Q
    今後の展望は?
  • A
    組込みシステムは多種多様であり、応用ごとに迅速に対応できるようになっている必要があります。これにはプログラム開発が大きな役割を果たしているので、これをより簡易にできる機構を考えています。また、クラウド上での機械学習と連動させることで、より知的、スマートな制御を目指していきます。

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