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コミュニティデザイン研究室

工藤芳彰准教授

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これからのコミュニティのために
  • Q
    なぜ研究を
  • A
    既知のとおり、日本は少子高齢・人口減少時代に突入し、さまざまの社会問題に直面しています。都会や田舎に限らず、既存のコミュニティはその未来を描くことが難しくなっています。

    すでに、国力維持の視点から、移民の受け入れについての議論が始まりつつありますが、いずれにしても、上記の状況にしっかりと対応していくためには、長期的かつ戦略的なコミュニティの再構築が必要です。 そして、すでにその試みであるコミュニティデザインが各地で始まっています。

    この活動は、特定のコミュニティを構成する人々(地域住民、関心を同じくする者の集まり等)が、その活性化を目的として主体的に取り組むもので、参加者の一人ひとりがデザイナーとも言えます。日本の産業構造が大きく変化していくこれからの時代、長期的なコミュニティデザインのサポートは、デザインを学んだ者にとって重要な仕事の一つとなっていくでしょう。

    当研究室は、まさにそのような視座のもと、地域の資源やデザインに関する研究および提案に取り組んでいます。
  • Q
    なぜその研究が必要なのか
  • A
    20世紀のデザインの特徴は、まさにインダストリアル・デザイン(工業製品のためのデザイン)の展開にありました。 しかし、21世紀はソーシャル・デザインが展開する時代になるでしょう。展開の場であるコミュニティは多様で、あるべき姿は一つとして同じものがないと考えられます。 私たちデザイン研究者は、さまざまの視点から多角的にソーシャル(社会)へアプローチし、その成果をコミュニティに収束させる必要があるのです。
ポイント!
ソーシャル・デザインとは、単に消費活動を刺激するものではなく、社会的な問題解決を目途とする創造的行為のことを意味します。
  • Q
    具体的な研究と成果は?
  • A
    研究の視座および多角的アプローチについては上記のとおりです。具体例として以下を示します。
地域資源の調査

八王子市教育委員会の委託により、市指定有形文化財の祭礼用山車を調査し、報告書にまとめました。その後も継続して祭礼に参加し、観察および記録を続けています。

地域資源の調査

コミュニティデザインのための調査


長野県上田市鹿教湯温泉の住民が取り組むコミュニティデザインをサポートするため、継続的に地域資源調査に参加しています。

コミュニティデザインのための調査

コミュニティのための提案とその検証

上記の他、小学校等の教育機関を含む複数のコミュニティを対象としたワークショップやテーブルゲーム等のデザイン提案とその検証に取り組んでいます。

コミュニティのための提案とその検証

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