コンピュータグラフィックス
藤堂 英樹准教授
計算やプログラミングで絵を動かす!
本研究室では、計算・プログラミング技術を用いてアーティストが描いたような映像を合成したり、コンピュータによる映像表現をサポートするためのシステム開発の研究に取り組んでいます。
現在の研究
コンピュータを使った新しい映像表現を実現するため、「3DCG」や「画像処理」で絵を動かす研究に取り組んでいます。最近の研究では,「アーティストが一本一本描いたようなストローク表現の合成技術」の開発を試みていて、手描きで動かすのが大変な映像表現をコンピュータで自動合成するようなシステムを目指しています。
映像の合成の他にも「どうアニメーションをデザインするか」もCGの重要な課題となっています。情報工学科に導入された最新設備のモーションキャプチャシステムを活用し、アニメーションを合成するシステムの研究にも取り組んでいます。
プログラムで描くキャンバスには無限の可能性があり、CGは技術者が映像制作に貢献できる面白い研究分野だと思います。アーティストが絵を描いてきた歴史と比べるとCGはまだまだ発展途上ですが、今後も技術による映像表現と制作支援を追求してよりCGの応用範囲を拡げられるような研究に取り組んでいきます。