学科紹介
工学部
デザイン学科
Department of Design
Manufacturing Through Teamwork
プロダクト、クラフト、インテリア、メディア、社会など、世の中のあらゆるものはデザインされています。
デザイン学科では、工学的な視点や技術を取り入れた多彩なデザイン力を身につけ、人々の暮らしをより豊かにできるプロを育成します。
デザイン学科では、工学的な視点や技術を取り入れた多彩なデザイン力を身につけ、人々の暮らしをより豊かにできるプロを育成します。
工学的知見に基づいて
デザインを生み出す
多彩な力を身に着ける
デザイン学科のポイント
1
デザインの幅広い基礎力
スケッチや造形の基礎、デザインに必要なアプリケーションの使い方など、デザイナーに必要な基礎を徹底的に身につけます。
2
自分のアイデアを形にする力
自由な発想からデザインを考え、自分のアイデアを形にする経験を積みます。デザイナーに必須の豊かな創造性を養うことができます。
3
使う人のことを考える力
誰が、どう使うのかを考えて作るのがデザイン学科の学び。ユーザーのことを考え抜いた経験は、社会で活躍するうえで大きな力になります。
5コース+コラボ2コース
2年次からコースを選択し、専門的な学びを深めます。
感性デザインコース
感性の働きを科学的に理解し、デザイン発想に活かし新たなデザイン価値を生み出す
デザインに必須のキーワードである「感性(心の動き)」を科学的に理解する感性情報学と、様々なメディアが有する最新のテクノロジー技術とをクロスさせながら学びます。「感性」という視点から新たなデザインを生み出す能力を身につけることで、様々なデザイン分野で活躍できる人材を育成します。生活デザインコース
伝統や文化を基盤に人々の暮らしを支えるデザインを追求する
昨今の情報化社会は、私たちの暮らしをとても豊かなものにしてきましたが、その一方で、これまでにはみられなかった様々な脅威が発生しています。それらから私たちの暮らしを守り、安全で安心できる情報社会を構築するために、ネットワーク技術や情報セキュリティ対策などについて学びます。プロダクトイノベーションコース
暮らしにある潜在的な可能性を発見し、
幸せを生み出す製品デザインを追求する
ユーザを対象とした様々な調査を通じて対象ユーザの新たな問題、ニーズや可能性を把握し、創造的かつ挑戦的なデザイン提案に取り組むためのスキルを身につけます。自分のアイデアを検証するためにスケッチ、模型、CGモデルやプロトタイプを制作・評価すること、また先進技術の活用によりものづくりの楽しさを実感します。幸せを生み出す製品デザインを追求する
メディアクリエイティブコース
ヒト・モノ・コトの新たな関係を生み出すメディアをクリエイティブに追求する
情報伝達やコミュニケーションに不可欠な「メディア」について、印刷物から3DCGといった各種コンテンツに対する多様なデザインの技法を学びます。人を魅了するメディアのデザインにはアイデアが必要です。さらに新しいコミュニケーションやあり方を創造するために実践的な知識とスキルを身につけます。ソーシャルデザインコース
社会的課題をデザインの力で創造的に解決し、新たな価値を創出する
デザイナーの創造性を核として、多様な社会的課題を解決し、新たな価値を創出しようとする取り組みをソーシャルデザインと呼びます。本コースでは、学際的な講義とフィールドサーベイを踏まえた実践的な演習をとおして、課題の発見、資源の視覚化、解決策の具現化に関する能力を高めます。情報工学科とのコラボレーションコース |
ビジュアルコンピューティングコース
コンピュータを用いて、さまざまな事象や現象をわかりやすく可視化・表現するための技術を学ぶ。
コンピュータグラフィックスや画像処理における生成や加工編集などの基本的処理技術およびそれらに必要な数学や物理を学んで基礎を固め、現実空間の具体的な事象のモデル化とシミュレーションのための応用技術を、演習や講義を通して学修します。Webデザインコース
ユーザとクライアントをつなぐ新しいWebの価値を創造する。
WebサイトやWebアプリケーションといったWebメディアをデザインできる能力を身につけます。そのために、ユーザとクライアントとのつなぎ方を構想する「企画力」、企画したつなぎ方を実現させる「技術力」、そしてユーザの使い勝手を助ける「表現力」を、情報工学科とデザイン学科での学びから修得します。学科DATA
取得できる学位
学士(工学)
留学生
6名(外国籍学生)
入学定員・学生数
入学定員80名 学生323名
学生男女比
男子224人(69.3%) 女子99人(30.7%)
関連する資格・試験
- 教員免許(高等学校教諭)
- 商業施設士補[(公社)商業施設技術団体連合会]
- 商業施設士
進路の方向性
- 機器関連メーカー
- 電子機器メーカー
- 各種デザイナー
- コンピュータ関連産業
- 医療機器メーカー
- 研究開発 など
2021年5月1日 現在
在学生VOICE
デザインを広く学び、
そこから自分の適性を見つける。
挑戦した分、
得られるものも多くあります。
そこから自分の適性を見つける。
挑戦した分、
得られるものも多くあります。
中里 柚菜さん
デザイン学科4年 埼玉県 さいたま市立大宮北高等学校出身
デザイン学科4年 埼玉県 さいたま市立大宮北高等学校出身
幼い頃から生活雑貨や文房具が好きで、工業デザインに興味を持ち拓殖大学でデザインを学ぶ事を決意しました。1年次でデザインの基礎を広く学び、一通り経験してから自分に合うコースを2年次に選択します。最初から定まったジャンルを学ぶのではなく、幅広く知識を得た後に専門性を身に付けるため、他ジャンルの知識をアイデアとして取り込める柔軟さがデザイン学科の特徴です。授業は演習中心で、思い出深いのは「美濃和紙あかりアート展」に応募したランプシェード。和紙を細かくちぎって貼り、点灯した時に和紙の厚みで光の出方が変わるよう工夫しました。その工夫を美濃市に評価いただき、買い取っていただいたのが嬉しい思い出です。友人や先生のアドバイスから常に刺激を受け、どんなデザインも発想力が一番大切だと感じることができました。将来はプロダクトデザインに携われる企業に勤めたいと考えています。