HOME学科紹介基礎教育系列 教育 巽公一教授

教育
巽公一教授

体験活動

体験は感性を豊かにする

人間は様々な体験を通して感性を豊かにしています。感性とは外界からの刺激に対する感受性のこと、ものの価値を感じ取る直感的な心の動きのことです。 人間は視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚などの感覚器官を働かせ、身体全体で事物や事象に働きかけて学んでいます。

子供の学びの過程

子供の学びの過程はどのようになっているのでしょうか。

まず、体験を通して感覚的に外界の事物や事象を捉え、感覚として捉えたものから考えをめぐらし、理屈に置き換え概念化します。 これによって学びが成立します。 体験が十分でないと、事象を実感として捉えることができないまま、概念化された理屈だけを教え込まされることになり、理解が深まっていかないし、興味や意欲にもつながっていきません。

学びには、五感で感じ取る直接体験が大切なのです。

体験活動の効果

体験活動はどのような効果をもたらすのでしょうか。

例えば、勤労・奉仕体験や地域・社会体験が多い者ほど、他者から影響を受けながら自分の興味・関心を広げています。 自然体験やものづくり体験が多い人ほど、科学技術への関心が高くなっています。

人や社会とかかわる多様な体験が多い人ほど、コミュニケーションが豊かになっています。

体験活動と職業観

宇宙飛行士の油井亀美也さんのふるさとは標高1千メートルの長野県川上村。 宇宙に興味をもったのは小学校3年生の頃。天体観測にのめり込み一晩中星を見ていました。 宇宙飛行士や天文学者を夢見て「火星に行きたい」と思っていました。子供時代の体験は夢をはぐくみ自分の進路を考える手立てとなります。
【 私の研究 】
体験活動は職業観にどのような影響をもたらすのでしょうか。職業観は何から影響を受けてどのような過程で形成されていくのかについて研究しています。

教育 巽公一教授

TOOLS