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2020年08月20日デザイン学科

デザイン学科の3研究室合同で卒業研究の中間発表会を開催しました

昨年に引き続き、デザイン学科の永見研究室とハイメ研究室、森岡研究室合同で卒業研究の中間発表会を開催しました。
8月8日、各研究室の4年生が、一人一テーマで取り組んでいる卒業研究の前期の成果を発表しました。今年は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策として大学に集まって行う発表会を断念し、オンライン形式で実施しました。自宅から各自のパソコン画面を共有して一人6分間の発表、4分間の質疑応答を行いました。
前期はオンラインによる研究指導となり、実験室を使った制作活動がほとんど行えませんでした。しかし、学生は文献調査を丁寧に行なっており、関係者へのインタビューをオンラインで実施するなど、先行研究のレビューが充実しており、例年よりも研究の意義や課題が明確になっていました。
26名の260分(4時間20分)にわたる長時間の発表会でしたが、各自の研究の曖昧な点やオリジナリティが明確になり、後期に向けてモチベーションが高まる有意義な発表会となりました。

発表の共有画面

発表の共有画面

参加中の学生と教員

参加中の学生と教員

■卒業研究テーマ

□シビックデザイン研究室(指導教員:永見 豊)
三ツ木 敦哉ウルシの木の商品開発
渡部 由華子パブリックアートによる地域コミュニティの活性化
金子 怜詩立体路面標示への注意を高めるデザイン制作
山中 真琴トラフィックカウンタ計測データを利用した交通状況イメージの視覚化
髙木 海斗応援したくなるような富⼠川町ふるさと納税ホームページ制作
藥師寺 真奈カラー舗装誘導による実用的な誤進入防止
野村 美緒トリックアートを用いた情報板への視線誘導を促す立体床面案内
鈴木 麻実古紙を用いた自宅での空間構成装置の提案
新田 健悟放置自転車禁止を呼びかける床面シートと看板と⾳声メッセージ



□プロダクトデザイン研究室(指導教員:アルバレス ハイメ)

青木 理人避難所となる教育機関で活躍する変形式台⾞のデザイン提案
石川 貴士孤立高齢者に向けた⾮⾔語型コミュニケーションロボットのデザイン提案
小川 優雅次世代の通勤用クーペのデザイン提案
巨勢 慧バランススクーターを利用した折りたためる乗り物のデザイン提案
須藤 健太郎遊び⼼を加えストレス軽減につながるオフィス用品のデザイン提案
中武 太一観光を効率よく楽しむ事ができる電動キックボードのデザイン提案
中對 瑞彩避難所⽣活内でのプライバシー保護のためのデザイン提案
山口 悠哉次世代のドライブを楽しむミニバンのデザイン提案


□ユーザエクスペリエンスデザイン研究室(指導教員:森岡 大輔)
池田 拓矢スマートフォンにおける拇指操作を軽減するフリックテンキーの提案と検証
小林 麻衣子使い捨て傘袋除去ツールの開発に関する研究
島田 佳明感性評価ツールを用いた握りやすい階段用手すりの開発
李澤 優弘カーライトデザインの多様性に関する研究
西尾 未来操作性の良いドライバグリップの開発に関する研究
武笠 祥崇深層学習による義手把持形態の分類精度向上に関する研究
両角 和磨日本語バリアブルフォントの開発及び感性イメージの分析に関する研究
森川 大誉杖歩行における杖の握りやすさと身体負荷の関係分析
山田 士仁プラスチック短下肢装具の負荷計測装置の開発

■指導教員のコメント

永見 豊オンラインでの研究指導で心配はありましたが、例年よりもしっかりした質疑応答が出来ていて安心しました。オンライン指導のメリットは遅刻や欠席が減ったことが挙げられます。寝坊してもすぐに参加できますからね。デメリットはモチベーションの維持だと感じています。去年までは研究室の同じ空間にいることで研究がはかどっていたと思います。後期もオンライン授業が中心となりますが、モチベーションが高まる工夫をしながら、完成度の高い作品を仕上げられるよう、支援していくつもりです。
アルバレス ハイメデザインを好きな人は「新規性」が好きですが、誰も予期していなかった「新たな状況」になりました。大きく変わった状況の中で、学生は卒業研究の成果を良く出せたと実感できました。これから、デザイン提案の具現化や制作段階に入るので、教員とのやり取りの重要性が高まります。私はメキシコから日本に来たので、バーチャルコミュニケーションアプリを良く利用しますが、学生は教員にオンライン電話をかけることに対しての遠慮があることを感じています。教員として研究相談に限らず、交流できる環境を作り、学生にはクオリティーの高い研究と作品を目指してもらいたいです。
森岡 大輔例年とは異なる形で卒業研究に取り組むことになり、不安や心配事などいつも以上にありましたが杞憂に終わったようです。どの研究の進捗も順調であり、発表や質疑応答ともによくできていたように感じました。一方でオンライン指導では対面とは異なり、場の雰囲気というものが伝わりづらく、カメラOFFの場合は表情もわからないため尚更です。今後も暫くオンラインの形式ですが、研究への興味をより一層掻き立てられるようサポートを続けます。

 

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