HOME工学部NEWS
2021年09月03日デザイン学科

プレパレーションツール用VR動画撮影を実施

20210903_choihongseok6

崔研究室の科学研究費助成事業で進めている「実写を用いた3DVRによる理解度を高めるプレパレーションツールの開発」のため、VR撮影を行いました。プレパレーションとは、大人の治療・手術などに対するインフォームドコンセントを、恐怖心や不安感の減少を目的とした子ども向けの説明(=準備)のことです。
コロナ禍の影響で、実際の病室や手術室での撮影は難しいこともあり、東京医科歯科大学の実習室をお借りして撮影しました。東京医科歯科大学の前田留美先生、藤波景子先生とお子さん、株式会社ジュドーの中橋孝晃様、拓殖大学森岡大輔先生の協力のもと、手術室までの移動を患児と保護者の視線に分けて記録しました。

20210903_choihongseok2

保護者視線を撮るため移動用ベッドの横にカメラを固定しました。
(丸い機器がVR動画を撮影するカメラ、上の円錐の機器が全方向を録音するマイク)

20210903_choihongseok3

保護者の視線のVR動画

20210903_choihongseok4

患児の視線を撮るためベッドの上に身体のような膨らみを作って頭部にカメラを固定しました。

20210903_choihongseok5

患児の視線のVR動画
撮影したVR動画は360度(前後左右上下を含む)の左目用と右目用の画像として書き出します。これをVR HMD(頭にかぶるVR用デバイス)で観ることで、その場にいるような臨場感を得ることができます。この研究では、子ども、保護者(大人)、看護師を対象に視点の違い体験することから「どのように感じるか」と「VR動画を用いたプレパレーションツールのあり方」について検証を行います。

20210903_choihongseok7

さらに、視点の違いに加えて着ぐるみを登場させることで、患児にどのような反応がみられるのかについても検証を行います。
写真の着ぐるみは中野区の食育マスコットキャラクター「うさごはん」です。
本撮影は、マスク着用、手指消毒を徹底して行いました。なお上の写真は、集合写真を撮るため一時的にマスクを外し撮影したものです。

TOOLS