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2022年08月25日NEWSデザイン学科

八王子国際キャンパス内に演習授業で製作した巣箱を設置

デザイン学科の専門科目「図学・デザイン製図」では、設計者の意図を製作者に伝えるツールとして図面の作法を習得します。本年度は二人一組のペアとなり、各自が設計した巣箱の図面を交換し、相手の図面を解読しながら実習工場にて巣箱を製作しました。巣箱の設計では、シジュウカラやヤマガラなどの小さな野鳥を想定して、箱や穴の大きさを決めました。
八王子国際キャンパスは、豊かな自然に囲まれた広大な敷地を有しており、さまざまな野鳥を見ることができます。8月上旬、製作した巣箱をキャンパス内の樹木に取り付けました。巣作りは春に行われますが、営巣地探しはこの秋から始まります。設置した巣箱に小鳥が営巣するのが楽しみです。

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巣箱の課題にチャレンジしたデザイン学科の2年生

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巣箱の設置状況

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巣箱の設置状況

授業名

図学・デザイン製図(2年次 学科別専門科目)

担当教員

永見豊、小松一格

授業の目的及び到達目標

立体および空間をデザインする際に必要となる製図および透視図法を習得することを授業の目的とする。製図では立体を平面上に描く方法を学び、透視図では図面から立体や空間を表現する方法を学ぶ。基本的な図学や製図法を理解し、製品形状や室内空間をスケッチやドローイングで表現できる力を養う。これらを通して、設計者のデザイン意図を伝えることができる図面・透視図を描けることを到達目標とする。

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