【森岡研究室･阿部研究室】日本実験力学会で口頭発表を行いました

2023年8月29日～31日にかけて、和歌山県和歌山城ホールで日本実験力学会 2023年度年次講演会が開催されました。この学会の8月30日のセッションで、中嶋観司さん（工学研究科 博士前期課程2年/情報･デザイン工学専攻、用品設計研究室）、8月31日のセッションで成田瑠七さん（工学研究科 博士前期課程1年/情報･デザイン工学専攻、ユーザエクスペリエンスデザイン研究室）が口頭発表を行いました。
 
中嶋さんの発表内容は、「弾性スギ圧縮木材による家具台輪部材および集成材の強度と振動特性」です。この研究では、制作した弾性スギ圧縮木材を家具部材として利用するための木質材料化の手法およびその強度及び振動試験から、従来の材料との違いを明らかにしました。
 
成田さんの発表内容は、「階段上り動作における荷重計測可能な手すりの開発」です。この研究では身体が手すりに与える握力を計測可能なシステムの開発と、同システムを用いた手すり把持時に生じる荷重には複数の傾向が見られること明らかにしました。
 
本学会は実験系の学会であることから、それぞれ専門の研究者から今後の研究方針について、複数の質問とそれに対する的確な回答をするなど活発な議論をおこなうことができ、大変貴重な機会となりました。