FACULTY OF ENGINEERING
工学部NEWS

デザイン学科の5名が「第55回毎日・DAS学生デザイン賞」において入選しました

2024.05.10(金)
デザイン学科  
第55回毎日・DAS学生デザイン賞(主催:毎日新聞社、一般社団法人総合デザイナー協会DAS、協力:サント
第55回毎日・DAS学生デザイン賞(主催:毎日新聞社、一般社団法人総合デザイナー協会DAS、協力:サントリーホールディングス株式会社、後援:経済産業省)において、本学工学部デザイン学科を今年3月に卒業した5名が入選を果たしました。当コンペティションは、建築、グラフィック、プロダクト、イラスト、空間デザイン、ファッション&テキスタイル、といった6部門において作品を募っており、デザインを学ぶ大学、専門学校生が創造力と感性を競うデザインコンペティションでは最大規模のものです。
入選者は、國嶋菜月さん(福島県立福島東高等学校出身)、白石未来さん(東京都立東高等学校出身)、斉藤鞠枝さん(宮城県仙台三桜高等学校出身)、髙野夏鈴さん(埼玉県・浦和学院高等学校出身)、張 嘉洋さん(埼玉県立川口青陵高等学校出身)の5名です。
國嶋菜月さんの作品「竹材とカラーペーパーによる積層材を用いた文具のデザイン」。放置竹林問題を受け、竹材の利用方法を検討した研究で、地味な印象を与える竹材にカラーペーパーで彩りを加え、デスク周りを明るくする文具へと応用しました。
白石未来さんの作品は「染色した木材によるテーブルウエアのデザイン」。染色が難しい木材を染める方法を検討し、テーブルウエアに応用することで木材の魅力を引き出し、食卓を彩る提案となりました。
齋藤鞠枝さんの作品は「牛乳パックから出来たサステナブル素材を活用したインテリアアイテムの提案」です。牛乳パックリサイクルの用途拡大を目的として、「REPAC®」および「RMPC01」の加工方法やデザインの展開を検討し、特に、若年層がサステナブルやSDGs への意識を高められるようにタペストリーに応用しました。
髙野夏鈴さんの作品は「家具生産時に発生する広葉樹の端材を用いた木育玩具のデザイン」です。これまで生産工場内の燃料として使われていた家具生産時の端材を活用し、子どもが遊びながら家具に用いられる木材の樹種名や家具の部品名を覚えることができる玩具としたものです。
張 嘉洋さんは「組み替え・組み立て要素を付加した乗用玩具のデザイン」で入選しました。子どもの想像力・思考力・身体能力を養う一助とするため、部品を組み替えたり組み立てたりすることでその力を養うことができる乗用玩具を提案したものです。
 
以上5作品は、いずれも本学科の令和5年度卒業研究の成果によるものです。
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入選
國嶋 菜月「竹材とカラーペーパーによる積層材を用いた文具のデザイン」
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入選
白石 未来「染色した木材によるテーブルウエアのデザイン」
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入選
齋藤 鞠枝「牛乳パックから出来たサステナブル素材を活用したインテリアアイテムの提案」
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入選
髙野 夏鈴「家具生産時に発生する広葉樹の端材を用いた木育玩具のデザイン」
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入選
張 嘉洋「組み替え・組み立て要素を付加した乗用玩具のデザイン」