デザイン学科卒業生が「ウッドデザイン賞2025」奨励賞(審査委員長賞)を受賞しました

ウッドデザイン2025において、本学工学部デザイン学科卒業生（2012年卒業）神谷 孝弘さんが、ハートフルデザイン部門において奨励賞（審査委員長賞）を受賞しました。ウッドデザイン賞は、2015年に創設されたコンペティションで、木によって社会課題を解決する優れた建築・空間、プロダクト等を広く募り、表彰するものです。

神谷さんの受賞作品は、東京都檜原村のヒノキ材を使用した木製玩具『MOKU-Model』（"HINOHARA-HINOKI Edition"）です。審査員からは、「木製おもちゃとひとことで片付けることができないほど、本格的で安定した走りに驚く。特にサスペンションの動きが秀逸で子どものみならず大人も未了される。デジタル主流の時代にあって、木のぬくもりが嬉しい作品」との講評を得ています。

神谷さんは、卒業研究で取り組んだ木のくるまのおもちゃを卒業後も継続して制作しており、これまで数々の賞を受賞し、個展を開くなど活躍されています。