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case.4 高山 彩子|デザイン(旧 工業デザイン)学科 2005年卒業
>>株式会社ジャノメ(旧・蛇の目ミシン工業株式会社)
家庭用機器国内営業本部ソーイングクリエーション室 SL(サブリーダー)

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※本人提供画像

拓殖大学に入学した理由と工学(各学科の専門)を学ぼうと考えた理由や経緯を、教えてください。

インテリアや建築設計について学ぶ高校に進学し、家具の製作を行う授業を機に、モノのデザインやものづくりについて興味を持ち、もっとプロダクトデザインについて深く知りたいと思ったためです。

在学中、どのようなことを、どのようなカリキュラムで学ばれたのか、どのようなことに力を入れて過ごされたのか、教えてください。

デザインに関する様々な授業がありましたが、プロダクトをデザインする授業は真摯に取り組みました。特に現役プロダクトデザイナーの指導による製品のデザインを提案する授業では、デザインするモノのテーマ(歯ブラシのデザインなど)に対して、そのテーマのターゲットの選定、問題点の抽出、コンセプトの立案、製品の形をスケッチしてデザイン、モックアップ(試作品)づくり、プレゼンテーションの仕方までの一連をすべて自分一人で行い、締め切りまでに提出しました。どうしてこの形になったのか、どうしたら自分がデザインしたものに興味を持ってもらえるかをテーマが変わるたび考え、生みの苦しみがありましたが、同級生や先生に思いが伝わると達成感ややりがいがありました。

在学中、卒業後に取得された資格がありましたら教えてください。

在学中
・第37回毎日・DAS学生デザイン賞 インテリア部門 部門賞受賞
「木紙によるNew Fittings Designー空間をやさしく仕切るー」
https://das.or.jp/?p=278
 
卒業後
・2012年度グッドデザイン賞、グッドデザイン・ベスト100受賞
ミシン[DC6030]
https://www.g-mark.org/award/describe/38596
・有機溶剤作業主任者

在学中、工学を学ぶ女子学生としての苦労やメリットなどお感じになったことがありましたら教えてください。

男女の比率について男性が多いことをネガティブに感じる方もいるようですが、社会に出ると男性が多い場面に日々遭遇するので、それを大学時代に経験できたことはよかったことだと思います。

現在のお仕事とキャリアについて教えてください。

入社当初は研究開発のデザイン部に所属し、ミシンやロボットなどのプロダクトデザインに携わり、3Dソフトによるモデリングなど製品開発を行っていました。第一子が生まれる際、赤ちゃん用の肌着を作ったのをきっかけに、デザイナーという自分のスキルを活かして、ミシンの魅力やものづくりの楽しさを伝えたいという思いから、よりお客様に近い営業部への異動を希望しました。異動後は、アンテナショップのオリジナルミシンのプロデュース、販促物の企画・デザイン、チラシ・POP・カタログデザイン、雑誌等の広告や展示会における掲示物等の企画・デザインなどを行いました。第二子出産のため出産・育児休暇を2年間取得し、復帰後は前出の業務に加えて、ミシンで作品を作るワークショップの企画と運営を手掛け、現在の役職になると部下への業務内容の伝達や指導・育成を行うなど、多岐に渡った業務を担当しています。

現在のお仕事のやりがいやたのしさはどのような点にありますか?

自分がデザインした商品や販促物がお客様に喜ばれたり、企画したワークショップの作品をお客様が作り上げて嬉しそうにされたりすると、こちらまで嬉しくなってやりがいを感じます。次はどんなモノやコトをお客様に提供しようかと考えることが楽しいです。

現在のお仕事に携わるうえで、こころがけていることや大切にしていることは何ですか?

より多くのお客様にミシンの魅力、ものづくりの楽しさを伝えるため、自分が提案しているモノやコトが独りよがりになっていないか、様々な人に受け入れてもらえる内容になっているか、要件や目的を満たしているか、常に客観視するようにしています。

拓殖大学在学中(特に工学部で)に学んだことのうち、社会人として役に立っていることは何ですか?

■専門知識や技術・資格取得について

・製品となる素材についての工学
・プレゼンテーションの仕方:自分の考えを相手に伝える方法、IllustratorやPhotoshopを使用したビジュアルでの提案方法

考え方や姿勢などについて

・締め切りは必ず守る(スケジュールを管理する)。
・周囲の意見を取り入れて、自分のものにする。
・良いモノ、良いデザインを見に行き体験する。

今後の目標を教えてください。

当社は世界中に販売拠点があるグローバルな企業です。現在は国内向けの提案が多くなっていますが、ミシンでのものづくり、ミシンで作品を創造すること、人のことを思う気持ちを縫いつないでいる世界中の人々をサポートすることが目標です。

後輩(特に工学を学ぼうとする女子受験生)に向けてメッセージやアドバイスを一言お願いいたします。

みなさんの若さや自信は大きなパワーを秘めています。ぜひ工学を学んでみてください。

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