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case.1 岡田 瑠梨|電子システム工学科 2018年卒業
>>富士フイルム医療ソリューションズ株式会社 エンジニアリング部

拓殖大学に入学した理由と工学(各学科の専門)を学ぼうと考えた理由や経緯を、教えてください。

少人数クラス制で、工学を幅広く学べるため、拓殖大学工学部を選びました。
また将来、医療に関与する機器やシステムに携わりたいと考え、ハード・ソフトともに学ぶために電子システム工学科に入学しました。

在学中、どのようなことを、どのようなカリキュラムで学ばれたのか、どのようなことに力を入れて過ごされたのか、教えてください。

1年次は教養科目などの基礎的な知識を広く学びました。英語や物理、数学などは能力別のクラス構成で、自分に合ったレベルで学ぶことができました。
2年目以降はプログラミングや電子工学などの専門的な分野を学びました。 実際に手を動かしながら学ぶことで、実践的な知識を得ることができました。
4年次には研究室に所属し、自身の希望していた医療や機械学習に関連する研究を行いました。

在学中、卒業後に取得された資格がありましたら教えてください。

・ITパスポート
・第一級陸上特殊無線技士
・第二級海上特殊無線技士
・基本情報技術者試験
・Oracle Master bronze
・Oracle Master Silver

在学中、部活動・サークル・ボランティアなどに参加されましたか?参加された活動とその内容について教えてください。

マレーシア愛好会

在学中、工学を学ぶ女子学生としての苦労やメリットなどお感じになったことがありましたら教えてください。

工学部全体として女子学生が少なかったため、学科を超えて工学部全体で女子学生同士仲良くなれました。また、拓殖大学は留学生も多いですが、留学生とも自然に仲良くなることができました。
他学部からも工学部女子は珍しがられるので、よく学内で声をかけてもらいました。学問の面では女性だからと言って苦労をした記憶はありません。男女問わず先生から丁寧にご指導いただけます。

現在、どのようなどのようお仕事(会社・部署・業務など・・・)携わられているか、また現在までのキャリアの変化がありましたら教えてください。また、ライフイベントにかかわる変化についても、さしさわりのない範囲で教えてください。

富士フイルム医療ソリューションズ(旧 横河医療ソリューションズ)のエンジニアリング部署に所属しております。
新入社員として入社して以来エンジニアとして働いており、今年で4年目となりました。
放射線治療に纏わるシステムのエンジニアリング全般を行っております。
1年目の半年間は社会人として基本的な経験を積ませていただき、自分の担当する放射線治療や、システムの基礎を学びました。
1年半~2年目は先輩社員やプロジェクトマネージャーの指示の元、システム構築や導入、保守業務などの一連の業務を経験しました。
3年目以降は自身がプロジェクトマネージャーとしてフロントに立ち、全体スケジュールの管理やジョブメンバーへの業務指示などを行っています。

現在のお仕事のやりがいやたのしさはどのような点にありますか?できるだけ具体的に、教えてください。

・間接的ではあるが、医療に貢献している点
・ユーザとの信頼関係が築ける点
導入時のコンサルティングから稼働後の保守まで幅広く対応していることから、病院の方々と密なコミュニケーションを取れるため
・ユーザの声を直接ヒアリングし、システムに反映できる点
・自分の裁量でシステムを構築したりスケジュールを管理したりできる点
・大きな達成感が得られる
病院のシステム更新は金額的にも規模が大きく、影響範囲も広く(患者、医師、技師、看護師など)、個人情報や医療に関連していることもありとても繊細かつ大規模な仕事です。無事稼働を終えられた際には大きな達成感があります。また、「岡田さんに担当してもらえて心強かった」と言っていただけることが何よりのやりがいです。
・たくさんの方々と関わる機会がある
医療関係者を始め、他システムの関係者など、普通は関わる機会の少ない方々と関われる機会がたくさんあります。また、自社だけで完結せず、たくさんの方々と協力してシステムを構築するため、「関係者全員で作り上げるシステム」という一体感が味わえます。

現在のお仕事に携わるうえで、こころがけていることや大切にしていること、その理由も併せて教えてください。

・ユーザの話を聞く
システムも医療も日々進化しており、一番のプロフェッショナルはユーザの方々です。ユーザが使用してくださるからこそ必要としていただけるシステムなので、ユーザの話を聞き、常に最先端の意見を積極的に取り入れるように心がけています。 
・ウエットな対応
SEというと「男性で、ドライなイメージ」があるかと思います。その通りです。システムを構築する際も繊細にヒアリングを行い、他の方々よりも親身に対応するよう意識しています。自社のシステム外の相談や、他愛無い雑談などもしていただけるような関係性を築けるよう心がけています。また、病院は看護師や受付さんなど女性も多い職場なので、女性SEが伺うだけで安心して頼っていただける機会も多いです。自身がPMとなった今でも、積極的に現地に伺い顔を合わせてお話するようにしています。
※コロナ禍ではWEBでのミーティングや、メール・電話での密なコミュニケーションを模索中です。
・システム側ではなくユーザ側で物事を考える
SEとして働いているとついつい思考がシステム主軸となってしまいます。そのためユーザ側の視点で物事を考えるよう意識しています。

拓殖大学在学中(特に工学部で)に学んだことのうち、社会人として役に立っていることはなんですか?

■専門知識や技術・資格取得について

・ネットワークやプログラミング、PCの基本的な知識

考え方や姿勢などについて

・自発的に学ぶ姿勢
拓殖大学は親身な先生方ばかりなので、物怖じせずに「わからないことを専門家に聞く」という癖がつきました。
・まずは自分で手を動かす
実験などの授業を通して、求められている結果に対してどのようにアプローチするか考える力を付けられました。そのため、分からないことに対しても「まずは手を動かす」という姿勢が身につきました。「自分で手を動かして、まずは調べてやってみる」という姿勢は社会に出て重宝されます。
・コミュニケーション能力
学内外の生徒や先生方と関わる機会が多いため、コミュニケーション能力を養うことができました。就職の際は基本的にどの会社でもコミュニケーション能力は特に評価されます。

今後の目標を教えてください。

放射線治療に関する知識や、システム言語についてもより深く身に付けていきたいと考えています。
また、現在は自身の担当している放射線治療部門システムのPMを行っていますが、今後は数億円規模の病院全体のシステムに関するマネージメントを任せてもらえるような人間になりたいと考えています。

後輩(特に工学を学ぼうとする女子受験生)に向けてメッセージやアドバイスを一言お願いいたします。

工学に対して苦手意識がある人は、在学中の勉学は苦労することも多いかと思います。拓殖大学の先生方はとても協力的で親身になって下さる方ばかりです。
人から学ぶ姿勢を大事にすれば心細く感じることはありません。初めは殆どの人がわからないことばかりなので、安心して様々なことに挑戦してください。

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